どの部屋も明るい「コの字」の間取り

子どもが小さいうちは1階だけで暮らせるよう主要な機能をまとめた。
中庭を囲むコの字形の間取りにし、中庭側に大きな開口部を設け、プライバシーを守りながら明るさと解放感を確保している。

この家でかなえられたこと
大きな窓が欲しい
畳コーナーが欲しい
家事のしやすい家が欲しい
スタディコーナーが欲しい

Architect's voice

中庭は3方向に囲まれており、さらに中庭に面して大きな掃き出し窓を3方に設けたことで、向かいの部屋まで視線が抜け、中庭がリビングの延長のように感じられる効果を生み出しました。

和室コーナーはロールスクリーンで仕切れるようにし、日常的にリビングの延長として使えたり、寝室や来客時の客間として使えたりと、フレキシブルな部屋になっています。「コの字」の間取りを利用して、和室の存在を完全に隠したりあえて見せたりできるのがポイントです。

家族共有のワークスペースは4人並んで使えるカウンターと、4人分の棚板収納を設置しました。お子さんが勉強したりご夫婦が仕事したりとこれから大活躍すること間違いなしです。