この「おうち時間」でぜひチャレンジしたい、おしゃれな部屋づくりのポイントを"インテリアコーディネーター"がご紹介! さらに、誰でも簡単にできる、知って損なしのとっておき「収納術」も。今流行りの北欧テイストや和モダンをテーマにした、インテリアのレイアウト方法や、おしゃれになるワンポイントもお話します。
1. はじめに
まだまだ続く自粛生活。仕事もテレワークが増え、大好きな旅行を我慢して巣ごもりして過ごす日々。今まで以上にお家で過ごす時間が増え、いかに「おしゃれで」「楽しく」「快適に」過ごすかをテーマにした様々な商品が発売されたりと、巣ごもり需要が高まっています。今回はそんな「おうち時間」に自分でもできる、「おしゃれで」「楽しく」「快適に」過ごせるお部屋づくりについて、弊社インテリアコーディネーター"きーさん"に教えてもらいながらお話ししていきます!
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2. テーマを決めよう
「あれも良い!」「これも良い!」と魅力に感じるものを、ついつい詰め込みすぎてしまいます。はじめに、素敵なお部屋にするために1つテーマを決め、それに基づいてお部屋づくりをしていきましょう!
自分好みのテイストを見つけよう!
\人気テイストをご紹介!/
2-1 「モダン」テイストなお部屋
モダンテイストは、飾りっけのないシンプルでスタイリッシュなデザインのことを言います。色は、黒・白・グレーを基調に、差し色でビビットカラーや濃い色をポイント使いをしているお部屋が多いです。家具や小物のマテリアルをアイアン・シルバー・ガラス・皮などでまとめると、日常のシーンを上質なものに変えてくれます。洗練された空間は少し冷たい印象になるため、生花や植物をプラスしてみてもいいですね。
懐かしさを感じる和の要素と、現代的なモダンの要素の相反するものを掛け合わせたテイストのことを言います。
床を一部畳にしたり、木目調のものにしたり、アクセントで和の要素を取り入れることによって、親しみやすい...けれど現代的なおしゃれ!な、お部屋ができます。照明を吊下げペンダントにしたり、フロアランプで目線を低くして寛ぎを演出してみてもいいですね。
2-2 「北欧」テイストなお部屋
今大人気の北欧テイスト。白・グレー・ベージュといった淡い色を基調に、黄色・青・緑といったはっきりとした色を取り入れ、個性的で温かみのある雰囲気になります。また北欧テイストの一番のポイントは、インテリアを楽しむこと です。大きな柄物のアイテムや、木目調の雑貨、動物の置物など...、一見ごちゃついて見えますが、きちんと統一感を計算した配置にすると、まとまった印象になります。
「ヒュッゲ(HYGEE)」 という言葉をご存知でしょうか?
ヒュッゲとは、デンマークの人々の暮らし方や考え方のことを指します。ストレス社会で生きる我々現代人にはない、ストレスフリーな生活のことを、「ヒュッゲな暮らし方」 という言葉で、instagramなどで若い世代を中心に、じわじわと浸透してきています。家族との時間を大切にすることや、自分のお気に入りなインテリアを取り入れて、日常に落ち着いた居心地の良い空間を作り上げることができます。例えば、モノトーンなタイルの直線的なラインを加えてみたり、優しい曲線の椅子やペンダント、幾何学模様のラグを加えるとヒュッゲな暮らしにピッタリな、「北欧モダン」な印象になります。このように、インテリアで日常に"癒し"を感じてはいかかでしょうか。
2-3 「ナチュラル」テイストなお部屋
飽きの来ない、シンプルで落ち着いた優しい雰囲気のテイストです。色はあまり多用せず、白やベージュでまとめてみましょう。テイストに合ったアートを飾ってみたり、照明をペンダントに変えたり、スタンド照明を追加したりすると、"今っぽい"インテリアになります。
観葉植物を選ぼう!
また、ポイントでテイストに合った観葉植物を置くことによって、淡い色に締まりが出て"アクセント"になります。
ナチュラルテイストには、葉が大きいものや、色が濃くインパクトが強い植物は向いていません。ポトスやアイビーなど垂れ下がったものや、オリーブやのような淡い色のもの、パキラやガジュマルなどのシンプルなものだと、ナチュラルな雰囲気は崩れず、アクセントになります!
2-3 「リゾート」テイストなお部屋
非日常を味わえるホテルライクな雰囲気のリゾートテイスト。インテリアに、自然素材の家具や観葉植物を多く取り入れ、家にいながら外の空気を感じられる開放感のあるお部屋になります。また、リゾートテイストには間接照明を取り入れるのもオススメです。間接照明は、日常にラグジュアリーなひと時を堪能できます。
『コーブ照明』とは、天井を照らす照明のことをいいます。
折り曲げ天井の内部に設置されることが多く、直接光を見ず反射している柔らかな光を楽しむ照明です。さらに天井に奥行きが出ることで、天井と圧迫感がなくなる効果もあります。柔らかく落ち着いた印象になるコーブ照明は、寝室などに取り入れるとリラックスした空間を演出することができます。
次に、『コーニス照明』とは、壁面を照らす照明のことをいいます。
壁を照らすことによって、空間にアクセントとなって狭い場所でも広がりがあるように感じる効果があります。リビングなどで使用されることが多く、テレビを設置する壁をコーブ照明で照らしたり、部屋の一番奥の壁を照らし、奥行きを演出するのがおすすめです。
\他にも!/
ヴィンテージ風な「アメリカン」テイスト、カフェ風な「カントリー」テイストや、男前インテリアとしてinstagramでバズった「インダストリアル」テイストなど...。様々なテーマで、お部屋づくりを楽しむことができます。自分好みのテイストを決めたら、テーマで絞った家具や雑貨を取り入れ、統一感を意識すると、おしゃれなお部屋に仕上がります!
3. 暮らしやすい部屋をつくろう
ここまで、テーマ別のそれぞれに合った色づかい・インテリアや素材をご紹介してきました。しかしどんなテーマでも一貫して言えるのは、暮らしやすくなければ、素敵なお部屋とは言えない。ということです。例えば、シンプルなテイストを意識するあまり、カラフルで現実感な日用品を隠すため、わざわざ別の部屋の遠い場所にしまいに行く手間が出てしまったり、非日常的な開放感を意識するあまり、無駄なスペースができてしまったりなど。冒頭でもお話した、「おしゃれで」「楽しく」「快適に」の「快適に」の部分がクリアできていない状態は、素敵なお部屋ではありません。
現状使用しているモノの種類・数を把握しましょう。
モノの定位置を明確化して、ワンアクションで出し入れできる仕組み作りをするとオシャレと両立できます!
3-1 生活感ゼロな収納
商品パッケージは、スーパーの陳列棚に並んだ時に、いかに目に留まるかを計算してデザインされています。特に日用品はストックするために、多めに購入して乱雑に収納している方も多いのではないでしょうか。そんな日用品のパッケージはせっかくテイストでまとめたお部屋の中で、かなり浮いた存在になり「生活感」の象徴になってしまいます。そんな方必見の「生活感ゼロ」な収納術をご紹介します。
収納ボックスでスッキリまとめる!
クローゼットやパントリーは収納庫として活躍していますが、細かい仕切りはありません。そのため、100均や生活雑貨屋で売っているボックスを使いこなし、空間を区切ることを意識しましょう。さらにボックスや収納ケースの"色や種類"をそろえると、スッキリとまとまった印象になります。
シンプルなラベルや容器に詰め替える!
商品やメーカーの種類によって、形はバラバラです。この不揃いさが生活感を出してしまいます。少々手間はかかってしまいますが、容器を詰め替え・統一することによって落ち着いた印象になります。また、見た目が統一されどこに何が入っているのかわからなくなるデメリットがあるため、ラベルを貼るなどし工夫するのも良いでしょう。
3-2 あえての見せる収納術
先ほどまでは生活感を"いかに隠すか"をお伝えしました。
収納は隠すもの!...そんな固定概念を変える"あえての見せる収納"をご紹介します。 インテリアと一緒に見せる!
収納は隠すもの!...そんな固定概念を変える"あえての見せる収納"をご紹介します。 インテリアと一緒に見せる!
扉付きの棚や収納ボックスなどの隠す収納は、お部屋に統一感が出てスッキリとまとまる反面、「ここに隠しています感」が出てしまうのがデメリットです。そこで扉のない棚やチェストの上など、インテリアを飾ってあるスペースに収納を設けることによって、違和感なく自然な収納スペースへとなります。
ハンガーラックにかけて見せる!
よく使う服やお気に入りの服は、ハンガーラックにかけて見せる収納にするとおしゃれに見えます。ただし注意点として、大量の洋服を隙間なくかけてしまうことです。ハンガーラックに隙間がないと、圧迫感が出てしまいごちゃごちゃした印象になります。また、ハンガーを同じ種類で統一することによって、フックの部分がスッキリとし、均一にかけることができるので収納力もアップします。
3-3 ズボラさんでもできる収納術
収納術と言っても、「結局は詰め替えたり統一感を出すように工夫したり...。正直面倒くさい!」と思った方必見!ズボラさんでも簡単にできる実践できる収納術をご紹介します。
仮置きボックスをつくろう!
あなたが帰宅してすぐに行く場所はどこでしょうか。
例えば、帰宅後リビングのソファーでくつろいでテレビをみるのがルーティンであれば、ソファー横にボックスを設置して、"とりあえず置いておく"仮置きボックスにしましょう。通勤バックやコート、ポストに入っていた郵便物など...。「とりあえずここに」と一つにまとめておく大きめのボックスを設置することによって、あちこちに物が散らかることがなくなります。
ワンアクション収納を意識しよう!
例えば蓋がある収納ボックスにすると、①蓋を開ける動作 ②中身を取り出す動作の2アクション必要です。
ズボラさんはその余計に行動することに面倒くさを感じ、せっかく収納スペースを設けても結局は上手く活用できません。なので収納ボックスは蓋のないものにしたり、シワがつきにくい洋服であれば、畳まずに籠にいれるだけにするなど、1回の動作で済む収納方法がおすすめです。
ごちゃつきやすい小物などは、大きめなおしゃれカゴに入れて収納するとスッキリします。また、オープンラック収納などは、頻度の高いモノは下、軽いモノは上、色の濃いモノは下、明るいモノは上、
にするなどしてバランスを取りましょう!
4. まとめ
80年の生涯で、家で過ごす時間はなんと「約65年間」!一日にしたら、15時間前後と言われております。(NHK2015年発表「国民生活時間調査」より)そう考えると、お家で過ごす時間がいかに大切だと感じますね。また、「部屋の乱れは心の乱れ」とも言います。実はこれはただのことわざではなく、本当のことなのです。仕事で疲れて...。家族と喧嘩して...。などでストレスを感じると、部屋を整える心の余裕なんてなくなってしまいます。そんな状態はストレスの悪循環となります。さらに風水的にも良くないと言われていたりと、良いことはなくおすすめはしません。整理整頓され、お気に入りのインテリアで囲まれたお部屋で、居心地の良い空間をつくりましょう。
最後に・・・ここまでご紹介したことをまとめると、大切なのは、
・自分の好きなテイストを見つけること。 ・そのテイストに合わせたインテリアを選び統一感を出すこと。 ・定位置を決めて、物の住所を決めること。 ・ストレスフリーな暮らしのために、生活しやすい環境にすること。 です。この「おうち時間」でぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
\お部屋づくりの参考にしたい方/
おしゃれな部屋づくりに挑戦してみたいけど、イメージでがわかない...。難しそう...。という方は、ネイブレインのinstagramや建築実例をぜひ参考にしてみてください!たくさんのインテリアや、テイスト、レイアウトや間取りを掲載しております♪ ▶Instagram ▶建築実例
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株式会社ネイブレイン
(R+house岡崎・安城・幸田)
〔本社〕愛知県岡崎市洞町字寺前3番地1
TEL.0564-65-0241 FAX.0564-65-0247
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