「2WAY」動線で使い勝手抜群のカフェ風LDK
この家でかなえられたこと
畳コーナーが欲しい
カフェのようなキッチンが欲しい
"オンリーワン"な外観にしたい
外を楽しめる庭が欲しい
「カフェのようなリラックス空間が欲しい」と希望していたSさん夫婦は、インターネットでたくさん写真を集め、要望をまとめ、事前に建築家に渡してもれなく希望を伝えたといいます。当初は建築家との打ち合わせが3回と聞いて不安だったSさん夫婦ですが、建築家から提案されたプランを見て「自分たちの中で描いていたイメージをはるかに超えたすばらしいプランで、衝撃を受けた」と振り返る。
Architect's voice
1枚目(リビング):天井の高い部分とそうでない部分をつくることで、空間の表情が豊かになります。吹き抜けは1階と2階の空間を繋げる役割のほかに、日差しや風が通り抜けるための「装置」としての役割があります。将来、子ども部屋になる予定のフリースペースと、1階・2階を吹き抜けで繋げることで、上にいる子どもたちの気配を感じられます。
2枚目(玄関から見たDK):玄関を入った視線の先にあるLDKは、南の庭に面してウッドデッキを設けることで、外へ視線が導かれるようにしました。
6枚目(玄関収納):靴の収納としての役割と、日常使いの玄関としての機能を持たせたシューズクローゼット。ファミリークローゼットや水回りなどにつながっており、ストレスなく生活するためにとても大切な役割を果たしています。
10枚目(外観):黒とグレーでシックにまとめた外観。閉鎖的な印象となるようにデザインしました。その印象とは反対に、室内は解放感を演出。このギャップが、家に入ったときに気持ちの良いものとなるのです。
ポイント
白壁×無垢の床が素朴なぬくもりをプラス
1日中明るい2階は、シンプルな間取りに
LDKをひとつながりにして解放感を出す