一目で分かる!家族を迎えるゲートのある家
この家でかなえられたこと
広い土間が欲しい
家で仕事ができる環境が欲しい
"オンリーワン"な外観にしたい
外を楽しめる庭が欲しい
建築家の長谷部さんはこの土地を下見したときに個性的なファサードのゲート(門構え)のある家を思い描いたのだとか。 ゲート付きの模型を建築家から提示されたときはとても驚いたそうですが「こんな個性的な家を予算内で建てられることに感激しました。今はとても気に入っていて、家に帰るたびに充実感があります」とご主人。奥様は「印象に残る家なので、知人を家に招く際にも説明がラク。ゲートがあるおかげで外からの視線を気にせず、庭で伸び伸び遊べます」と話します。
Architect's voice
トップ画像(外観):門型のエントランスはこの家に独自の「キャラクター」を付与するとともに、町との境界を曖昧にする役割も果たします。また、このゲートを通ることで気持ちのオン・オフが切り替わり、豊かな生活を送ることができることを願って設計しました。
2枚目(LDK):南側に設けた庭と繋がるLDKは、窓の外へ視線が抜け、広がりを感じさせてくれます。LDKと庭の間に設けたウッドデッキによって、内側と外側の境界が曖昧になるよう計画しました。
5枚目(洗面):2人並んで使える広めの洗面室には、シンプルなベッセル型の洗面器と収納付きのミラーボックスを提案しました。光沢がある白いタイルと帆船用照明は、ご家族の要望をヒアリングして、インテリアコーディネーターが提案したものです。
9枚目(土間):奥様が以前から憧れていたという土間をつくりました。吹き抜けにすることで2階南側の窓からスケルトン階段を通して光を下に落とし、建物全体に立体的な広がりをもたせました。2階は北側にも窓をつくり喚起を促すことで、室温の上昇を抑制しています。
ポイント
ナチュラルモダン × インダストリアルスタイルの空間
吹き抜けと階段で家の中に光だまりをつくる
土間やデッキで内と外をゆるやかにつなぐ